TestResultは、複数のテスト結果を記録します。TestCaseクラ スとTestSuiteクラスのテスト結果を正しく記録しますので、テスト開 発者が独自にテスト結果を管理する処理を開発する必要はありません。
unittestを利用したテストフレームワークでは、 TestRunner.run()が返すTestResultインスタンスを参照し、 テスト結果をレポートします。
以下の属性は、テストの実行結果を検査する際に使用することができます:
| ) |
| ) |
shouldStop属性
にTrueをセットすることで、実行中のテストは中断しなければな
らないというシグナルを送ることができます。TestRunnerオブジェ
クトはこのフラグを尊重してそれ以上のテストを実行することなく復帰しな
ければなりません。
たとえばこの機能は、ユーザのキーボード割り込みを受け取っ てTextTestRunnerクラスがテストフレームワークを停止させるのに 使えます。TestRunnerの実装を提供する対話的なツールでも同じよ うに使用することができます。
以下のメソッドは内部データ管理用のメソッドですが、対話的にテスト結果をレ ポートするテストツールを開発する場合などにはサブクラスで拡張することがで きます。
| test) |
デフォルトの実装では単純にインスタンスのtestRunカウンタをイン
クリメントします。
| test) |
デフォルトの実装では何もしません。
| test, err) |
(type,
value, traceback)です。
デフォルトの実装ではインスタンスのerrors属性
に(test, err)を追加します。
| test, err) |
(type, value,
traceback)です。
デフォルトの実装ではインスタンスのfailures属性
に(test, err)を追加します。
| test) |
デフォルトの実装では何もしません。
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