optparse には、string (文字列)、int (整数)、 long (長整数)、 choice (選択肢)、 float (浮動小数点数) および complex (複素数) の 6 種類のオプション型があります。 新たなオプションの型を追加したければ、14.3.5 節、 「optparse の拡張」を参照してください。
文字列オプションの引数はチェックや変換を一切受けません: コマンドライン上のテキストは 保存先にそのまま保存されます (またはコールバックに渡されます)。
整数引数 (int 型や long 型) は次のように読み取られます。
0x から始まるならば、16進数として読み取られます
0 から始まるならば、8進数として読み取られます
0b から始まるならば、2進数として読み取られます
変換は適切な底(2, 8, 10, 16 のどれか)とともに int() または long()
を呼び出すことで行なわれます。
この変換が失敗した場合 optparse の処理も失敗に終わりますが、
より役に立つエラーメッセージを出力します。
float および complex のオプション引数は直接
float() や complex() で変換されます。
エラーは同様の扱いです。
choice オプションは string オプションのサブタイプです。
choice オプションの属性 (文字列からなるシーケンス) には、利用できる
オプション引数のセットを指定します。optparse.check_choice()
はユーザの指定したオプション引数とマスタリストを比較して、無効な文字列が
指定された場合にはOptionValueError を送出します。
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